冷え性の改善にはカラダの仕組みを知ることが重要ってホント?
突然ですが、あなたは「冷え性を改善したい~」と叫びたくなったことがありますか?
いやいや「大げさですよ」とツッコまれた方もおられるでしょう。
でも実際のところ、冷え性を改善したく『冷え性 改善』でネット検索する方が大変多いです。
これはある意味で、冷え性の方の『心の叫び』を検索しているといえるでしょう。
いずれにしても、冷え性に悩む方は非常に多いです。
そして、今では男性でも冷え性という方が増えています。
結論からのべますと、冷え性の改善には血液がカラダの隅々まで行きわたることが重要です。
そのためには、カラダの仕組みを知ることが欠かせません。
この記事では、カラダの仕組みを知ることによって冷え性を根本から改善するための情報を伝えています。
もしかすると、あなたがこれまでに考えなかったような冷え性の改善法かもしれません。
【この記事はこんな人に向いています】
・いろいろな方法を試したけど、冷え性を改善できなかった
・本気で冷え性を改善したいと思っている
・家族や知り合いに冷え性で悩んでいる人がいる
この記事があなたの冷え性の改善にお役に立つことを願っています。
目次
- ○ 冷え性になるカラダって?
- ・冷え性になるカラダと血流の関係
- ・冷え性になるカラダと筋肉の関係
- ・冷え性と命を維持するためのカラダの仕組みの関係
- ○ カラダの仕組みを利用した冷え性の改善法
- ・脱靴下で冷え性を改善する
- ・適度に冷やして冷え性を改善する
- ○ まとめ
冷え性になるカラダって?
家族のなかでも、親は違うのに自分だけが冷え性ということはありませんか?
同じ家族でも冷え性になるかどうかは、それぞれ違いますよね。
では、冷え性になるカラダとはいったいどんなカラダなのでしょうか?
実は、冷え性になるカラダというよりかは、日常生活の過ごし方によって冷え性のカラダを作ってしまっていることがあります。
ここからは、冷え性になるカラダについて、カラダの仕組みを理解しつつ学んでいきましょう。
大きく分けて次の3つの点を考えます。
① 冷え性になるカラダと血流の関係
② 冷え性になるカラダと筋肉の関係
③ 冷え性と命を維持するためのカラダの仕組みの関係
ぜひ読み進めながら、ご自身の生活において当てはまるものはないか確かめてみてください。
冷え性になるカラダと血流の関係
手足の先が凍るように冷えるという人も多いのではないでしょうか?
どんなに温めても、なかなか冷え性が改善しないということも珍しくありません。
そもそも手足が温かいとはどういうことでしょうか?
簡単にいうと、手足の先まで血液が正しく流れているということです。
でもちょっとまってください。
「手先や足先にまで血液が流れるのって当たり前では?」と思われましたか?
そう思われても当然です。
しかし、わたしたちのカラダにある血管は、手足の先になっていくにつれて細くなっていきます。
健康なら問題ないですが、自律神経のバランスが乱れたりすると、血液の流れが悪くなり手足の先まで行き届かなくなります。
加えて、カラダは命を守るためにより重要な臓器に優先的に血液を送る、という働きを持っています。
そのため、カラダの働きを正しく理解して対処しないと、手足の先まで血液が流れず手足の先が冷たいという症状が起きるのです。
冷え性になるカラダと筋肉の関係
カラダの中で筋肉は熱を作り出す働きをしています。
どうしてこのような働きをもっているのでしょうか?
それは、外部環境の温度によって体温が変動しないようにするためです。
もし、外部環境によって体温が変動してしまうなら、季節を楽しむどころじゃないでしょう。
もちろん、体温を維持するためには、筋肉で熱を作るだけでは不十分です。
発汗という作用によって熱を放出する働きも必要になります。
カラダは筋肉で熱を作り、発汗(放熱)したりして体温をちょうどよいものに保っているのです。
本当にすごいですね。
とはいえ、冷え性に関しては熱を作る筋肉の働きが重要になります。
筋肉で作られた熱を、血液がカラダの隅々にまで運んでいき、体温を良い状態に保つのです。
そのため、カラダの筋肉量が低下すると物理的に熱を作り出せる量が減ってしまいます。
そうなると、血液によってカラダの隅々にまで十分な熱を届けることができないのです。
冷え性の改善に適度な運動がすすめられているのは、このようなカラダの働きが関係しているからです。
冷え性と命を維持するためのカラダの仕組みの関係
わたしたちのカラダには、命を維持するための仕組みが備わっています。
カラダは、血液によってそれぞれの臓器に栄養素や熱を届けています。
カラダの状態によっては、命を維持するために重要な臓器に優先的に血液を送るということをします。
これは、無意識にカラダが行なっていることですので、わたしたちが意識してコントロールすることはできません。
手足の先が冷たいので、「手足の先に優先的に血液を送るように」と意識しても、そのようにはならないのです。
でも、できることがあります。
それは、カラダの仕組みを正しく理解して対処することです。
ようは、カラダに「手足の先も重要ですよ」と思わせればいいのです。
どうやってするのでしょうか?
手足の先を必要以上に温めないようにすることによってです。
「えっ!なんで?」と思われましたか?
当然の反応です。
でもカラダは、命を維持するために優先的に重要な臓器に血液を送ります。
もちろん手足も大切な部分ですが、命を維持するということに関しては、どうしても優先順位が下になってしまいます。
ましてや、外部から温めれば温めるほど、カラダは『手足は温かい』と誤認してしまうのです。
結果として、血液によってカラダの中から温めるということができないので、冷え性が改善しないということになります。
カラダの仕組みを利用した冷え性の改善法
わたしたちのカラダには、実に素晴らしい仕組みが備わっています。
その仕組みのおかげで、意識しなくてもカラダを健康な状態に整えてくれます。
でも、カラダの仕組みを正しく理解していないと、カラダの正しい反応を邪魔してしまうことがあります。
結果として、冷え性になってしまうカラダを作ってしまうことがあるのです。
では、どうしたらよいのでしょうか?
カラダの仕組みを利用して冷え性を改善していくのです。
次の2つの方法は、カラダの仕組みを利用した冷え性の改善法としてオススメです。
① 脱靴下で冷え性を改善する
② 適度に冷やして冷え性を改善する
順番に確認していきましょう。
脱靴下で冷え性を改善する
あなたは「冷え性の対策にはやっぱ靴下でしょう!」と感じておられますか?
「靴下を履かないなんて考えられない!」と思っておられるでしょうか?
もしそうなら、ひどい冷え性に悩んでおられることでしょう。
でも、今こそ勇気を出して「脱靴下!」のときです。
特に家の中では「脱靴下!」を心がけてみてください。
寝るときなどは、靴下を履かずに寝ることをオススメします。
なぜでしょうか?
なぜなら、冷え性の改善にはカラダの仕組みを利用することが重要だからです。
そして、カラダは血液を送るのに優先順位をつけるとのことでした。
ですので、靴下を必要以上に履いていては、カラダは足の先は温かいと誤認してしまうのです。
信じられませんか?
そうですよね。
しかし、考えてみてください。
靴下を履くのは『冷え性の対策』には効果的ですが『冷え性の改善』ではありません。
ちょうど”カラス除けのネットのよう”です。
ゴミを荒らされないように『カラスの対策』にはなりますが、『カラスが来ない』ようにはできません。
それで、まずは無理のない範囲で「脱靴下!」をオススメします。
少しずつ「脱靴下!」の時間を延ばしてみてください。
でも、しもやけ症状などがある人は、無理せず行なってくださいね。
といっても、しもやけ症状も血行不良が原因ですので「脱靴下!」を続けていくうちに、血行が改善され症状もよくなることでしょう。
そして、気付けば靴下を履いていないのが当たり前になっていますよ。
ここまでくれば、強敵な冷え性も全く怖くありません。
もうこれ以上、冷え性に悩まされないでください。
適度に冷やして冷え性を改善する
適度に冷やして冷え性を改善しましょう!
こう言うと「なにいっているの?」とツッコまれそうです。
でもこれも、カラダの仕組みを利用した冷え性の改善法です。
カラダは、手足の先などが外部から温められると、血管を収縮して必要以上に血液を送らないようにします。
体温を調節するための、カラダの仕組みの一つです。
そうであるなら、逆にいえば『適度に冷やす』ことにより血管は拡張するというわけです。
結果として血行が良くなり、血液を多く送ることができます。
血液がたくさん送られるということは、血液とともに熱も送られるので、手足の先が温かくなるということです。
実際、プロスポーツ選手などは、激しい運動後に疲労回復のため『冷水』に入ったりして血行を良くしています。
それでオススメなのは、『ひざから下に冷水30秒』方法です。
これは、お風呂を上がるときに、ひざから下に冷水を30秒ほどかけてから上がるという方法です。
とっても簡単ですよね?
すぐにでも試していただけます。
まずは1週間だけでも挑戦してみませんか?
「脱靴下!」と合わせて行なうなら、さらに効果を期待できますよ。
さあ、今こそ勇気を出して冷え性とオサラバしましょう!
プロスポーツ選手が実際に冷温装置で疲労回復!血行が通常時に比べて最大約8倍良くなる?
まとめ
いかがだったでしょうか?
冷え性の改善にカラダの仕組みを正しく用いるということは、とても理にかなっていると思われませんでしたか?
カラダは筋肉で熱を作り、血液がカラダを循環することによって、カラダの隅々まで栄養素とともに熱を行きわたらせています。
それでも、カラダは命を維持するために、重要な臓器にまず血液を送るという仕組みをもっています。
ようするに優先順位があるということです。
そのため、手足の先などを靴下や手袋で必要以上に温めすぎると、カラダは誤認して手足の先の血管を収縮します。
結果として、手足の先に血液が流れにくくなり、冷え性になってしまうのです。
そこで、簡単に取り組める冷え性の改善法として『脱靴下』で必要以上に温めすぎないというのがオススメです。
加えて、『適度に冷やす』というのもオススメです。
『ひざ下に冷水30秒法』でしたね。
もちろん、冷え性で悩まれている人にとって、脱靴下はとても勇気のいることでしょう。
そして、お風呂上りに「ひざ下に冷水30秒」は、とても挑戦になります。
でもその勇気がいつか報われ、長年苦しんだ冷え性から解放される日も近いことでしょう。
それでも、この改善法だけでは不安という人もおられるかもしれません。
ASSISTAGE出張整体院では、カラダを正しく整えることに加えて血流改善も行なっています。
ぜひ、冷え性でお悩みの方はお気軽にご相談ください。